「ボタンもジッパーもないのに、完璧な着こなし」
2025年春、パリコレクション最終日に現れたオレンジ色のモフモフ生命体。
その名も「ファッション・クレミー」。
黄色いツノ状のヘッドパーツと、常に笑顔を浮かべたキノコ型シルエットで
ステージ上に突如現れ、カメラマンの注目をすべて奪った。
「彼は服を着ていない。だが“ファッション”そのものだった」
審査員のひとりはそう語る。
デザイナー「素材は“感情と空気”でできている」
ファッション・クレミーを送り込んだのは、新進気鋭のデザイナー“POMU(ポム)”。
「彼の表面は布じゃなくて“空気の揺れ”なんだ」
「袖もボタンも要らない。ただ存在が服」
その哲学がSNS上でもバズり、「#服を着ずに着こなす」「#クレミーは正義」などのタグが爆発的拡散。
街では“クレミー風”アイテムが続々登場
- オレンジのボディスーツ
- 黄色い謎角つきフード
- あえて無表情な“やさしい顔マスク”
一部店舗では「服の代わりに“自己肯定感”を売る」販売スタイルが登場し、Z世代を中心に人気を集めている。
編集部コメント:服は“着る”のではなく、“なる”時代へ
クレミーは服を持たない。だが“着こなして”いる。
その姿は、着飾ることの原点を思い出させる。
もはやブランドやトレンドは不要かもしれない。
あなたが“パペット的”になれるかどうかが、次のファッションリーダーの条件だ。

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