沖縄沖で同時に捕獲された“逆”軟体コンビ
2025年4月、沖縄本島の西側に広がる久米海域で、一見ただの肉団子のような生物と、長い棒のような何かが漁師の網にかかった。
最初は「漬けすぎたたこ焼き」と「竹串」かと思われたが、動いた。
「これは…“足がないタコ”と、“足が一本しかないイカ”じゃねぇか…!?」
その瞬間、船上に衝撃が走った。
タコなのに足がゼロ!? “ダルマダコ”の正体とは
研究機関が調査したところ、丸くてつるつるの方は「ダルマダコ」と命名され、
**一切の触腕を持たない“ミニマリズム軟体生物”**であることが判明。
「移動しない、吸盤もない、ただそこに“いる”だけ。究極の存在ですね」
(国立無用進化研究所)
イカなのに足が1本だけ? 名は“バランスイカ”
もう一方、棒のように見えた生物は、中央から1本だけスッと足を伸ばした個体。
“バランスイカ”と名付けられ、唯一の足をぐるぐる回すことで移動するという驚異の生態が判明。
「逆に器用。iPhoneスタンドにもなりそう」
(海洋進化アーティスト・マリネ井口)
世界中が騒然、「定義とは何か?」を問い直す声
この2体の発見により、「イカとは?」「タコとは?」という定義が揺らぎ始めた。
SNSでは、
- 「足がないのに“タコ”って名乗るの、強い」
- 「“足の本数で生き物を判断する時代”は終わった」
- 「次は“胴体だけのエビ”とか出てきそう」
と、生物界の再定義論争に火がついている。
編集部コメント
足がなければタコじゃない?
いや、**「足がないタコこそ、真のタコ」**かもしれない。
姿かたちにとらわれず、“本質”を問い直す時代。
タコもイカも、私たちも、変化の途中にいるのかもしれない。
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