深夜の代々木公園、ベンチで“何か”が笑っていた
2025年4月のある夜、代々木公園を通りがかった女性が目撃したのは、
赤いブリーフ姿で毛むくじゃらの小型ゴブリンと、
その隣で微動だにせず話しかけるパペット風の少年だった。
「赤い下着のモンスターが“ククク…”と笑ってて、その隣で布の少年が『星がこぼれたね』って言ってたんです」
通報を受けた警察官は現場に急行したが、すでに“二人”は消えた後だった。
ネットで目撃証言が拡散、「あいつら前にも見た」
この出来事をX(旧Twitter)に投稿したところ、「自分も見た」という声が続出。
- 「渋谷のマック前で“赤パン”が人間の言葉を話してた」
- 「あの少年、動かないけど声だけ聞こえた」
- 「あの二人、たぶん空を旅してる。飛行船に乗ってたの見たことある」
都市伝説マニアの間では、すでに“彼ら”は「セントラルパークの精霊たち」と呼ばれていたという。
専門家「人形劇と幻獣伝説が交差した新種の民俗現象」
民俗学者・黒峰教授はこう語る。
「赤いパンツの存在は西洋の“トリックスター”の影響を受けている。
一方で、パペット少年は現代の孤独や静けさを体現するキャラクターとして非常に象徴的だ」
さらに、「この二人が出会ったこと自体、文化と混沌の交差点。日本社会が“無意識に呼び出した精霊”かもしれない」と分析。
編集部コメント:この世界は、もっと柔らかくてバカバカしい。
赤パンゴブリンとパペット少年。
説明はつかない。でも、確かに“いた”。
誰かの妄想で片付けるには、あまりにも生々しく、そしてちょっと可愛かったという。
もしかすると次は、あなたの隣のベンチにも――。
彼らは何気なく腰かけて、「月って、食べたことある?」と話しかけてくるかもしれない。
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