空を泳いでいた2体、まさかの着水→遭遇
今週、伊豆沖の海岸にて、革パンツを履いた風神雷神が、 偶然海で遊泳していた黄色い双子パペットスイマーと邂逅した。
当時、風神と雷神は「空中雷水泳」と称して雷雲の上をバタ足で移動中だったが、 強風にあおられてそのまま海面に“ふわっと着水”したという。
黄色い双子は「ようこそ」とだけ言って逆立ちを始めた
漂流中の風神雷神の目の前に、 突如水面から現れたのは黄色くてまん丸のパペット型スイマー兄弟。 片方がバタ足、もう片方が背泳ぎで周囲を回りながら「ようこそ、ここは空より浅い海」と挨拶。
雷神は「話の意味はわからないが、リズムだけは正しかった」と語った。
水中では“革の反射”が危険視される
目撃した海女によると「雷神の革パンが太陽を反射してクラゲが集まり、
風神の革マントがふくらんで救命具のようになっていた」らしい。
その後4体は連れ添って砂浜へ帰還。 双子は「次は布だけで来てね」と言い残し、再び海中へと消えていった。
💬編集部コメント
風も雷も、泳ぐときは布の軽さを知る。
布と革と水の交差点には、
もはや天気ではなく、偶然だけが流れていたのかもしれません。
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