パペットによる無許可配達が発覚、「すでに届いていた未来」も回収対象に
※この話はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
郵便局にて、モフモフの違法配達員が働いていた
2025年6月、日本郵便が一部の運送事業免許を**“自主返納”ではなく“布製代理者の過剰稼働”**を理由に、国から一時的に取り消された。
発端は、都内のとある集配センターで発見された“パペット配達員”たち。
彼らは深夜帯に無音で動き、
段ボールに小さな穴を開けては「そっと投函」「触れずに伝える」スタイルでの配達を行っていたという。
届いてはいけないものまで届いていた
国土交通省の報告書によれば、問題は**「時間指定を超えた未来の荷物」**が複数発見されたことにある。
- 「来週届くはずの退職届」
- 「まだ言ってないはずのラブレター」
- 「未発売のガシャポンの中身」
これらが“すでにポストに入っていた”との苦情が相次ぎ、
行政側は「布が次元を踏み越えた可能性」を検討している。
パペット配達員「働いたというより、思い出されただけ」
匿名の布関係者によると、彼らはかつて“児童向け番組の配達員キャラ”として設定され、
人々の記憶に宿っていた存在だったという。
再雇用のきっかけは、郵便局内に貼られた古いポスターの裏側。
そこに封印されていた“ゆうびんモフ係長・てのひら次郎”の名前が、自動で業務再開を指示した形となった。
編集部コメント
配達されてしまった未来は、もう返品できない。
それでも、布が届けようとするのは、たぶん気持ちだった。
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