※この話はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
いすみ市岬町江場土の防波堤に現れた“布の神々”
2025年5月、千葉県いすみ市の小さな海岸・江場土で、早朝に突如現れたパペット風の風神・雷神像が、スピーカーを通じて謎の予言を毎朝6時に放送していると話題に。
像はふわふわの布でできており、風神は薄緑、雷神は深紫。どちらも目が大きく、左右に激しく揺れながら「カミナリは鳴らずとも、心が割れる日」など詩的な語りを繰り返している。
放送の音声は「風と雷の中間の声」
地元の漁師によると、「風神はふうぅ〜って吹くような声で、雷神はパラパラと電気の音に似た喋り方をする」とのこと。
一見意味不明なメッセージも多いが、予言後に必ず1つは実際に“小さな出来事”が起きるため、信仰というより“天気より当たる日めくり占い”として注目を集めている。
予言の記録(ごく一部)
- 「左足の靴ひもを直せ。今日は言い訳が効かない」→近くのコンビニで転倒事故
- 「灯台がまばたきした日、鯉は空を見る」→養殖池の鯉がジャンプし全滅
- 「傘は開かず、だが濡れよ」→天気は晴れだが海霧でずぶ濡れに
市は対応に困惑「設置の記録はない」
江場土の観光課では「市の管理ではない。撤去予定も立てづらい」とコメント。一部では、深夜に風神雷神を囲んで正座する住民たちの姿も見られ、もはや信仰ではなく**共同で“予感に耳を澄ませるイベント”**になっている模様。
SNSは完全にカルト一歩手前
- 「風神の言葉、脳に直接語りかけてくる感じある」
- 「雷神の声で朝目覚めると、なぜか腹の調子がいい」
- 「あの場所、時間がゆっくり進むのだけが確か」
- 「とりあえず今日の“割れる日”が何かを待ってる」
編集部コメント
風は知らせ、雷は記す。
だが、どちらも行動はしない。ただ、教えるだけだ。

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