「シャーペンばっかり目立つのは不公平」消しゴムらが不満表明
2025年7月4日|全国の小中学校の筆箱内で静かに進行中
「僕ら、支えてるだけじゃないんだよ…!」
ある中学1年生が筆箱を開いた瞬間、消しゴムに手書きで「署名をお願いします」と書かれたメモが挟まっていた。
筆箱の中では、シャーペン・定規・消しゴム・赤ペン・のりなどが“使われ率の格差”をめぐって議論を開始していたのだ。
🖊 筆箱内・初回会議の議題(推定)
- シャーペンの“カチカチ音”がうるさい
- のりが「1年に3回しか出番がない」と発言し泣く
- 消しゴムが「仕事量の割に小さくされすぎ」と主張
- 定規が「“投げて遊ぶ用”と思われてるのが辛い」と告白
🧠 文具感情学者の見解:
「子どもたちの無意識の想像力が、文房具に“人格”を与えはじめている可能性があります。
特に、筆箱という“狭くて濃い社会”の中では、独自の自治が生まれても不思議ではありません。」
📡 SNSで話題沸騰中:
- 「うちのコンパスが“働かせて”って言ってきた」
- 「付箋が筆箱入りたいって陳情してきた」
- 「ボールペンが“お前より先に中身切れたくない”って言ってた」
📝 編集部コメント:
教室という社会の中で、静かにその役割を果たしてきた文房具たち。
だが、誰かの“便利”の陰で、彼らにも積もり積もったものがあったのかもしれない。
カチカチと鳴るのはシャーペンだけじゃない。
きっと、筆箱の中でも、小さな声が今日も動き出している。
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