※この話はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
なぜそこに?なぜ今? 河川敷に立つパペット博士
2025年5月、栃木県日光市・木和田島の河川敷にて、白衣を着たぬいぐるみのようなパペットが、静かに地面へ糸を垂らしていたとの通報があった。
周囲には機材らしき紙製の筒や段ボール製の加速度センサーが散乱しており、本人(?)は「今この瞬間、地球は微笑んでいる」と呟いていたという。
名前は“ニュートンに寄せたかった”博士
地元小学生の間では「グラビち先生」と呼ばれており、いつも手作りの“重力ログ帳”を抱えている。
しかもその横には、**黒目がちで無表情な小型犬のパペット(※たぶん犬)**が常に寄り添っており、たまに「ワフ」と口パクするが音は出ない。
計測しているのは“心の重さ”?
現場に残された記録メモには、以下のような数式がびっしりと書き込まれていた:
「g = f(距離感 × 親密度 ÷ 無視された時間)」
物理か心理かは不明だが、白衣の裏地には「共鳴より黙認を」と書かれていた刺繍が確認されている。
SNSは妙な熱狂ぶり
- 「重力、そういう意味だったのか」
- 「犬がずっと“遠くを見てる感じ”なのが切ない」
- 「なんで段ボールでLHC作ってるのこの人」
- 「日光、また変な布出てきたな」
編集部コメント
重力は落ちる力ではない。
繋がらないことを許す、静かな引力かもしれない。
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