※この作品(話・番組・動画)はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
祖谷のかずら橋に、パペットの行列が──
2025年5月、徳島県・東みよし町の人気観光地「かずら橋」で、不思議な集団が目撃された。
それは人ではなく、パペットたち。セサミストリート風のぬいぐるみが10体以上、列をなして渡橋していたという。
目撃者の話によれば、「誰かが動かしている様子はなかった」「ちゃんとカメラ目線だった」「すれ違いざまに小声で“良い眺め…”と聞こえた」など、現実とは思えない証言が並ぶ。
地元の和菓子店「昨日、パペットだけで団子を買っていった」
商店街では、「小さな赤いパペットが“このあたりのヨモギ団子は…熟成感が違う”とつぶやいていた」などの報告も。
さらに、ある旅館では布団を一切使っていないのに「翌朝、畳に小さな型が5体分ついていた」と証言。
“寝る”という概念があるのかは不明。
町役場「住民票の発行はしていません」
取材に対し東みよし町役場は、「現時点ではパペットによる居住届の提出は確認されていませんが、観光資源としての可能性は否定しません」とコメント。
町内には現在、“人間向け”と“パペット向け”の観光マップが2種類出回っているとの噂もある。
SNSでは「四国布旅団(しこく・ぬのたびだん)」として人気爆発中
- 「人間が知らない絶景スポット、全部パペットが先に回ってる説」
- 「東みよし町、ぬい撮りパペット界のメッカ」
- 「パペットに道を聞かれたけど、案内されたのはこっちだった」
- 「むしろ人間のほうが観光されてる感ある」
編集部コメント
旅とは、外に出ることではない。
中に詰まった綿が、どこへ向かいたいのかに耳をすませばいい。
コメント