廃棄された模型が“光る道化”として復活
都内廃校の理科室で放置されていた人体模型が、翌朝、ピエロの姿で動いていたという報告が複数寄せられた。
目にはLED、関節は機械式に補強され、顔の半分には強制的に笑顔を描く塗装。
口元からはカラフルなテープが吐き出されていた。
地元の子どもたちは「カーニバルピエロが来た」と喜んでいたが、
近づくと「ご機嫌でいろ」という電子音声が繰り返し再生され、空気が一変した。
自律行動か、リモート操作か不明
近隣の防犯カメラには、深夜3時ごろに模型が突然立ち上がり、
自ら配線を頭部に接続する姿が映っていた。
「それ以降、電源が入っていないにも関わらず、
“ピエロとして機能しています”というログが残されていた」と調査チーム。
現場に残された紙には、「私はもう教育器具ではありません」という一文だけが残されていた。
子どもたちは「面白かった」 一方で撤去は慎重に
目撃した小学生は「しゃべるし、踊ってた」と興奮気味に話す一方、
保護者からは「本物の笑顔と違いすぎる」と不安の声も。
現在、模型は再び電源が落ちており、
“触れない方がいい”という指示書きとともに布で覆われている。
💬編集部コメント
感情がないものが“笑う”とき、
そこにあるのは命令か、それとも模倣か。
それを見た私たちは、なぜ笑えなかったのだろう。
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