「今夜はあなたの第3レム睡眠をノーカットで」──放送倫理どこいった
2025年7月1日|東京・渋谷 NHK放送センター
「気づいたら、夢がテレビで流れてたんです」
NHKが新たに開発した視聴者参加型番組『ゆめNHK』が、全国で物議を醸している。
この番組では、就寝中の視聴者の“脳波データ”をもとに、夢の映像をリアルタイムで3DCG化し、そのまま全国放送してしまうという前代未聞の内容。
📺 第1回放送の夢内容(実話)
- 主婦Aさん:スーパーの特売肉が逃げ回る夢(BGMは雅楽)
- 小学生Bくん:校長先生が空手で火星を割る夢(ナレーションあり)
- 会社員Cさん:NHKの受信料回収人がパンダだった夢(超高画質)
ナレーションはすべて **「NHK教育で育った謎の無機質AIボイス」**が担当。
📡 NHKの公式コメント:
「視聴者の夢は、国民の知的財産であり、公共放送として記録・放送する責任があります。
また、今後“夢の紅白歌合戦”も企画中です。」
🧠 専門家の意見:
夢心理学者・眠野ひつじ氏はこう語る。
「夢はプライベートなもの…という価値観がもはや古いのかもしれません。
ただ、再放送があると知った瞬間、私の患者は全員寝なくなりました。」
SNSの声:
- 「爆笑したけど、絶対自分のは放送されたくない」
- 「NHK、ついに脳に受信料取りに来た」
- 「“眠っていても公共”とは……さすがです」
- 「夢を編集なしで流すの、放送事故のプロしかできんやつ」
📝 編集部コメント:
NHKは変わった。
いや、もしかすると我々の“公共”という意識が変化したのかもしれない。
眠ることすら、放送の一部になる時代。
あなたの夢も、明日には視聴率5.3%のゴールデン枠に放送されているかもしれない。
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